こんにちは〜
親子で世界中・日本中を行き来するライフスタイルを楽しみたい!
そんな夢のために、どこにいても自分らしく生きるマインドと稼ぐ力を身につける、『ボーダレス親子教育』を実践しているelleです。
今日、ふと何気なく目にした記事に感銘を受けたので、シェアしたいと思います。
それは、こちら。
Yahooで見かけて思わずクリックしたところ、
元ネタの記事がこのダイアモンドオンラインでした。
海外にいて、日本の素晴らしさを痛感することは多々あれど、
日本に住んでいると、
その
・細かさ
・几帳面さ
・融通が利かない
こんな一面に辟易してしまったりして、
どうしても日本のシステムに批判的な気持ちになりがち。
そんな私ですが、
この記事には感動しました。
こんな見方があったのか! と。
そこで、元ネタとなったYoutube動画、
そこに寄せらせたコメントなども見ての
感想を書いておきたいと思います。
※記事の著者は中国の方で、主に中国の方の反応がまとめられていますが、
動画では他国からのコメントも寄せられていたので
広く「海外」としておきます。
日本の給食:海外の人が感心するポイント
リンクにある動画を視聴したところ、
まあ平均的な日本の給食の風景でした。
懐かしい✨
給食だけを唯一の楽しみに(?)通学している
小学3年生男子・息子のまるきにも見せると、
細かな違いはあれど
「だいたいこんな感じ」
だそうです。
ちなみに、これまで全く意識していませんでしたが、
息子の学校はランチョンマットやお箸の持参はありません。
(幼稚園では使っていて、娘の分は毎日用意しているので
小学校ではランチョンマットが必要ない、ということを
ことさら意識していませんでした💦)
私はかつて、ランチョンマットくらいは持参していましたが、
そういえば、何故ないのだろう?
親としては、毎日の準備物がない方が楽ですが、
何となく、給食時には敷物がある方がいいかな、なんて思っちゃいますけどね。
さて、上記の記事、そして、動画に寄せられたコメントをまとめると、
日本の給食が海外で絶賛されているのは、
概ね以下の点にあるようです。
1. 給食の質
美味しそう
まず、給食自体が美味しそうであること。
栄養バランスや質に気が配られていること。
野菜がふんだんに使われている。
※余談ですが、
「子どもに本物の野菜をたくさん食べさせる日本。
ケチャップを野菜と教えるアメリカ」
というコメントもありました。
食育がなされている
食材に、地元の物を使ったり、
学校で生徒が育てた野菜を使ったりしている。
そういった場合、先生が給食時に食材の説明をしている。
給食室の手際の良さ
計5〜6人のスタッフで、約720人分の給食を3時間以内で調理。
手際よく作られている。
2. 給食時のルーティン
給食を取りに行く時の挨拶
子どもたちは、給食室のスタッフの方々に
「美味しい給食、いただきます」
と挨拶してから給食を受け取る。
配膳を子どもたち自身で、衛生に気をつけて行う
配膳は子どもたちが自ら行う。
給食係の子どもたちはエプロン、帽子、マスク着用。
(コロナ前の動画であったことに、驚きの声が多数ありました)
いただきます、ごちそうさまの挨拶
食前・食後には、手を合わせて挨拶する。
校長先生が試食すること
出来上がった給食は、校長先生が試食する。
毒味でもしているのかと思った、
というコメントがありました。
先生が子どもと一緒に食べていること
担任の先生も、教室で一緒に給食を食べる。
海外では、先生たちは別に食べることが多いようです。
余った給食は、じゃんけんで勝った人が食べることができる
人気のおかずやデザートは、特に争奪戦ですよね😅
海外では、そもそも給食が美味しくなく、
みんなが残してしまうくらいという声が多かったです。
食べ終わった後は、食器を速やかに片付ける
食後は、食器を整理して片付ける。
牛乳パックを切り開いて、洗って乾かす。
(おまけ)放課後は、子どもたち全員で掃除する
教室をほうきがけし、机と椅子を元どおりにする。
日本の給食:海外の人たちが見た、特筆すべきポイント
動画内の様子を交えてまとめましたが、
どうでしょう??
ごくごく普通に、学校の給食時間で行われていることばかりですよね。
では、どこが海外の人たちの琴線に触れたのでしょうか。
ちなみに、このような動画を好んで見てコメントしているのは、
やはり子どもの教育に大いなる関心を持っている人たちばかり。
なので、「子どもにとって素晴らしい環境であり、教育である」
という視点からのコメントが目立ったのですが、
子どもの教育という観点では、
次のような内容が特に素晴らしいと賞賛されていました。
給食を作ってくれた方や食材に対する、感謝の気持ちを示している
食前・食後の挨拶や、食材の説明を受ける様子から
感じる人が多かったようです。
清潔であること
コロナ前の動画にも関わらず、配膳の時には手洗い・マスクをしているなど、
衛生に気をつける習慣が目をひいたようでした。
子どもたち自ら、配膳・掃除をしていること
食事の内容以外で、一番多かったコメントがこれかも!?
子どもたち自身で、食事の配膳や、教室の掃除をしていること。
幼少期から、チームワークを守って行動している点に、賞賛の声が集まっていました。
一方で、
「自国でこのようにしたら、子どもを労働者や奴隷と思っているのか!?
と保護者から抗議が殺到するだろう」
というコメントも。(自国に批判的なニュアンスで)
文化と価値観の違いを感じさせられました。
まとめると、日本の給食で特に驚かれているのは、要はこんな感じのようです。
・健康的な食事内容
・子ども時代から、学校生活を通して次のようなことが教育されている
– 感謝したり、生徒や仲間を尊重する気持ち
– 自ら環境を綺麗にする姿勢
– 規律を守って行動する姿勢
– トータルして、謙虚な姿勢
海外の人たちの反応の背景
このような反応が出てくるのには、もちろん海外ならではの背景があります。
例えば、記事の著者の出身国・中国では、
一人っ子政策により、かなり贅沢に育っている子どもが多く、
・食べ散らかしても怒られない
・気に入らなければ、すぐ残す
といった態度が当たり前になっているそう。
また、子どもへの教育熱はすごいのだけど、
学力向上ばかりに目が向けられていて、
こういった基本的な生活姿勢などは教育されることが少ないのだそうです。
アメリカも、ランチがいたって簡素だったり、
「配膳や掃除は、学校の専門スタッフがやるもの」
という認識が一般的だそう。
たしかに、アメリカのランチといえば
「ピーナッツバターのサンドウィッチ、りんご、スニッカーズ(チョコバー)」
こんな感じが定番ですよね。
現地の高校へ短期留学した時にも、
やはり掃除の時間はありませんでした。
そんなわけで、文化と習慣が違いすぎて、
日本の給食では当たり前のことばかりを収めた映像も、
海外の人からすると、驚きに満ちているようです。
「日本人は宇宙から来たようだ」
という感想すらありました。
そして、日本の給食で、子どもたちが自然と身につける内容は、
上述の記事でも
「給食の動画は、中国の教育熱心な親の間では必見となっている」
と書かれているように、
文化・習慣が違う海外の人たちから見ても、
「子どもたちの成長・教育にとって、必要なこと」
として、本能的に認識されているようです。
個人的な感想
これまで、日本の給食システムについて
深く考えたことは一切ありませんでしたが、
給食時間が「昼食を食べる」以外の様々な価値を提供している、
ということに、まず感動。
そんな観点で考えてみたことがなかったので、
言われてみれば、本当にそうだな! と。
自分では気づけなかった、
日本の教育の価値を
海外の人の反応を通して気づかせてもらいました。
言われてみると、たしかに日本の給食のクオリティは高いと思います。
ちょうど、今年のお正月かな?
「日本再発見」みたいな主旨のNHKの番組で、
給食が出来上がるまでの一連のプロセスを見たのですが、
まあ、そのきめ細やかさといったら。
安心安全の給食を提供できるよう、
スタッフの方々は常に衛生に気を配り、
食材や調味料の配分も計量に次ぐ計量。
ほんと、職人技という感じでした。
そして特に最近、美味しさの面で、よりレベルアップしている気がします。
配膳などの方法は、私の時代と比べても大差ないのですが、
国や自治体の
・給食の質を上げる
・地産地消
といった取り組みが顕著になってきて、奏功していると感じます。
長男の小学校は公立なので、給食メニューは市内の小学校共通。
その献立でも、
地産地消の取り組みが反映されていて、
『今月の地元食材はこれ、地元食材を使ったメニューはこれ』
と、細かく記載されているんです。
これは、過去には全くなかった点。
また、栄養バランスにも配慮されているので、
コロナ禍で給食がなかった時には
子どもの栄養バランスが崩れた、
なんてニュースもあったほどでした。
こんなこだわりの給食が、1食300円程度、とくれば安いもの。
子どもも、美味しいと給食時間を心待ちにしているし、
親としても、ありがたい限りです。
そして、子ども時代から規律を守っているという点について。
私の経験では、子ども自身も、
給食当番や掃除の時間って、多少面倒と感じるとは思うのですが
(私だけか?)
それでも当然のようにルールを守って行動しますよね。
私も先日、学校参観に行ってきたのですが、
子どもたち、皆黙々と掃除してました。
なんでも、掃除時間には私語をしないというルールがあるそう。
今時の子どもたちって
ゲームにSNSにで、純粋さがなくなっちゃってるんじゃ?
なんて先入観がある人がいたら、
一度学校へ行ってみても良いかもしれません(笑)
(何を隠そう、かつての私のことです💦)
さらにその日、保護者参加で学校の清掃があったのですが、
掃除しがてら他の父兄と話していたら、
「雑巾、洗ってきます!」
と、親の私たちが手にしていた(そしておしゃべりしていた)雑巾をさっと取って、
洗ってきてくれた生徒がいました(!)
同じ小学生でも、我が子が同じ行動をするとは到底思えませんが、
時間を無駄にせず掃除する姿勢は、かなり徹底されていましたね。
そして、息子の学校では、この掃除時間って縦割り制度で、
学年の垣根を超えて集まって掃除しています。
6年生の班長さんを筆頭に、
6〜1年生が班編成されて
持ち場を任される、あれです。
この縦割りのおかげで、上級生が下級生の面倒を自然と見ている気が。
班編成が変わる学期末には、お手紙をくれる班長さんもいて、
息子も何度ももらってきては、嬉しそうに見せてくれました。
と、意識してみると、学校教育の中には
基本的な生活エッセンス、人間性を育むものが
ふんだんに盛り込まれています。
学習の側面だけを見て、
教育の良し悪しを語ってはいけないと
つくづく思います。
いや〜〜〜、でも、書きながら思ったのですが、
私自身はやはり、
こうした日本特有の学校文化に対して
わりと「面倒臭い」と思ってしまうタイプでしたね💦
今、当時の感情が蘇ってきましたが、
決して手放しで喜んでやっている訳ではなかったです。
でも、全体がそのような習慣だから、当たり前にやる。
そんな風に行動してきた結果、
私も今の日本のピースの1つになったというか、
敢えて和を乱す行動はしないのかと。
もし、私のような性格で、
ちゃらんぽらんな生活環境のところで育ったら、
間違いなく、さらにいい加減な人物になっていたでしょう。
そう考えると、国としての生活習慣、アプローチが与える影響は
多大なものがありますよね。
日本の教育は、コミュニティ・チームワーク優先で、
イノベーターを生むという点では
個々の素質頼みなところがあり、
なかなかに難しいかもしれませんが、
基本的な人間性を育むという点では
非常に良くできたシステムだと感じました。
一方で、個人の性格によっては、(私のように)息苦しさを覚えたり、
ついて行けなくてはみ出てしまう、
という人もいるかと思います。
日本にいると、つい、「はみ出るのは悪」のように感じがちですが、
海外の人がどこに驚き、反応しているかを見ると
いやいや、ワールドスタンダードを考えたら
普通のこと、大したことないよ、
というレベルのはみ出し方も往々にしてあるでしょう。
日本の教育レベルに感謝しつつ、
世界一、チームワークにうるさい国にいるんだから
はみ出てもOK!
そんな気持ちでいたいと思いました。
