デイリーライフ

【生き残り術】未来を見据えた家づくり

こんにちは〜

親子で世界中・日本中を行き来するライフスタイルを楽しみたい!

そんな夢のために、どこにいても自分らしく生きるマインドと稼ぐ力を身につける、『ボーダレス親子教育』を実践しているelleです。

 

昨日、母の病院が終わるのを待つ間。

近所のTSUTAYAで、雑誌『Casa Brutus』の最新号を何気なく手にしたところ、
巻頭特集の『新しい家の作り方』に心奪われてしまいました。

 

中でも、建築家・谷尻誠さんが自邸を完成させるにあたって考えた、
「これからの家づくり」に激しく共感。

今後の生き方の参考になると思ったので、書いておきたいと思います。

 

 

今の時代、家を持つことは結構なリスク

 

私も家づくりにとても興味があり、
今後願わくば自分の家を建てたい・
もしくはマンションでも中古物件を買ってリノベーションしたい!
というのが実現したい夢の1つなのですが、

実家の事情で現在3軒の家を管理している身としては
家を所有すること・新たに建てることって
リスクもあるなぁと思っていました。

 

まずは購入費用、購入後の維持費。
そして、購入後も家を維持し続けられるか
不確定要素が大きいように感じるからです。

 

というのも、これまでの歴史を見てもわかるとおり、日本は震災とは切り離せない土地。

とりわけ、実家のある県は、
今後起こるであろう地震によって津波の影響を受ける地域で
市内の中心地は軒並み浸水想定区域内。

一度の災害で、土地や家の価値が大きく下がる可能性が
十分にある場所なのです。

 

なので、家を購入・建てる際にはハザードマップでの確認が必須。

中心地から離れた所だと浸水想定区域外となり、
災害の面では安心ですが、
いざ生活するとなるとちょっと不便で
年を取って車の運転をしなくなった時に住み続けることができるのか、という不安も。

(まさに、両親がこの年齢にさしかかっています)

そして、土地の価格的には、
中心地から離れたところは下落する一方という土地柄なので、
そんな所に家を構えるってリスキーに思えてしまう。

(自然の中で子育てしたい!とか、環境・眺望最優先など
振り切った目標があればOKだと思いますが)

 

現在、実家があるのは市内の中心地なんですが、
両親2人の老後を想定した設計なので
私たちが居候し続けるには狭く、
災害リスクを考えても引越しを検討したいという両親の願いの元、
物件案内を見続けてかれこれ数年。

なかなか、安全性、生活至便、現実的な価格と広さ、と
希望どおりの条件を揃えるのは、至難の技だよなぁ
なんて思ったりしていたのです。

 

では、夫の住む韓国はどうかというと、

・政策や情勢によって不動産価格の上下高幅が大きく、
安定性に欠けている

・現在は不動産価格が高騰しすぎて、
これから新たに所有するには相当なローンを組む必要があるけれど、
今の価値もずっと続くとは思えない

・建物の工事がおざなりなケースが散見されるので、
自然災害のリスクは日本より少なくても
人的災害に遭う確率が高そう

・一見、素晴らしい見た目でも、細部は
「何、このテキトーな作り??」ってことが多くて
建物の価値が価格に見合っていると思えず

などなど、こちらも家を所有することがハイリスクなお国柄。

 

うーん、快適な家を手に入れたいけれど、
どうしたらよいものか??

 

と、近々の計画があるわけでもないのに、1人思い悩んでおりました(笑)

 

建築家が導き出した解とは??

 

この私の疑問に、
先述の建築家・谷尻誠さんも自邸を建築するにあたって直面したようです。

 

これまで、100以上の建築設計を手がけ、
お客さんに提案してきたにも関わらず、
いざ自分が建てるとなったら、
これからの時代にローンを払っていけるのか?
建てて大丈夫なのか?
と、施主として心配になってしまったそう。

 

そこで考えたことが、
新時代に対応した家づくり

変化していく時代を見据えて、

 

万が一、自分に仕事がなくなったりお金がなくなったりした時には
家を全て貸し出して、自分は山に引きこもる

 

そんな可能性まで想定して、家を設計したのだそうです。

 

そして建てた家というのが、

地階(地続きで事実上は1階): テナント
1階(地面から2.5m上げた実質2階): 自宅
2階: テナント

という都内の一軒家。

 

地階の一部は、テナントに入るショップと自分たちの駐車場としても利用し、
2階のテナントは奥様の会社に貸出。

地階と2階のテナント料で、毎月のローン返済額(約80万円)
の大部分を賄えているのだそうです。

 

ゴールから逆算した家づくり

 

人に貸し出すことを前提として家を建てたため、
家づくりは
借り手がつく魅力のある家
というゴールから逆算して計画。

 

購入する土地の選び方
→ 駅からそれなりに近い場所・駅選びもポイント

・現実的な資金計画
→ 土地価格に則した施工費用、ローン返済額を算出
→ ローン返済額を賄えるだけの家賃収入が見込める家づくり

・テナント料の回収(借り手がつくか)
→ テナントがアレンジを加えやすいような箱型設計(2階の自宅も含め)
→ 近隣のテナント物件にはない、 設計の魅力を詰め込む

 

概ね、こんな感じで計画・設計したとのことでした。

 

2階の自宅部分も、ゆくゆくは貸し出せるようにと
大きな箱型にしているそうですが、
やはり自宅だけあって
「家族がくつろげる、好きな空間」が最大のポイント。

こちらは建築家自身が幼少期から慣れ親しんでいる
「仄暗い心地よさ」を追求した作りになっているようです。

 

これからは、“未来思考・生き残る”がポイント

 

以上、立ち読んだだけなので
詳細間違っている箇所もあるかもしれませんが、
私にとっては、この『新しい家づくり』
とてもピンとくる、心動かされる内容でした。

 

特に共感したのは、
ただ家を所有するだけではない

未来を見据えた家の所有の仕方 と 自分の好きな空間

が共存しているところ!

 

おそらく、「家を持つこと」だけをゴールとして
夢のマイホーム取得にのぞむケースが多い中で、
未来を冷静に見つめた持ち家計画、すごいなと。

何かあった時に、
でもまだ30年ローンが残ってて・・・(無計画)
なんて恐ろしすぎますが、
自分は山に篭っても良い、家が稼ぐ
と計算できているのは大変な安心材料です。

(もちろん
いざ山にこもるって、
想定していても多大なる勇気が必要だとは思います😅)

 

そうかといって、貸し出せる価値だけに終始せず、
ちゃんと自分の好きなポイントも詰め込んで、
両者を成立させているのが素晴らしいですよね。

 

今を大切にし、かつ未来のリスクヘッジも兼ねた
まさに『生き残るための家づくり』

私には、こんな風に感じられました。

 

個人的には、2階を奥様の会社に貸し出しているのも
ポイント高かったです。

自宅で仕事しているから家賃が浮いてラッキー
という考え方ではなく、
法人としてきちんと経費計上、
家計としては家賃収入が入ってくる。

自宅で仕事できるのも、現在の状況にピッタリで効率的。

私も経営者の端くれの身、
実現可能なポイントとして、とても参考になりました。

 

ステイホームが叫ばれる昨今、

「おうち時間」
「快適なインテリア」
「リモートワークの空間づくり」

こんな雑誌企画が激増したな〜と思っていたのですが、
自分にとっての心地良さだけを追求した家の紹介が多い中、
さすがカーサブルータスさんは一味違う。

未来思考&生き残りを絡めた、
何ともハイブリッドな家づくりを見せてくれました!

 

とにかく、これからの時代は、

・変化に強い
・変容すること前提

こんな生き方・考え方で行動を決定していくことが必須。
自分自身、身も心も柔軟に!

 

と思わされた、雑誌特集でした。