こんにちは〜
親子で世界中・日本中を行き来するライフスタイルを楽しみたい!
そんな夢のために、どこにいても自分らしく生きるマインドと稼ぐ力を身につける、『ボーダレス親子教育』を実践しているelleです。
海外(韓国)から日本へ帰国して、感じたことやわかったことをまとめるコーナー(勝手に命名)。
日本にずっといると、何だか少し、息苦しいことってないですか??
私もずーっと、そう思っていました。
そして、海外への興味を持ち続け、ついに飛び出し、
気づいたら想定外に韓国へいたわけですが。。
海外に住めば、日本との違い・日本の良さなど見えてくるというもの。
今回は、その中でも気になった、
日本と韓国のゆるさの違いについて取り上げます。
私生活がゆるい韓国、規律正しい日本
韓国に住んでみて思ったこと。
勉強については、とにかくしろしろっていう感じでうるさいんですけど、
決まりとかそういったことに全くうるさくないんですよね。
学校も、小学生は自由な服装でOK。
鞄も自由で重たいランドセルなんかなし(これは他の国でもですね)、
持ち物も自由。
遅刻なども、全然厳しくないそうです。
ソウルなどの都市部では、一般的な住居である高層アパート群の近くに
必ず学校があるので、学校までもそう遠くない。
にも関わらず、1時間目に遅れても
結構スルーされるのだそう。
小学校は、下校時間が13時半くらい、と早め。
放課後、学校で行われる任意の課外クラブみたいなものに入れるものの、
希望が叶うかは抽選だそうで、
入らなかった子たちは、午後すぎると帰宅します。
その下校途中の風景で、よく見かけるのですが、
学校の前にちょっとした軽食の屋台があって
子どもたちが何かしら買って食べたりしているんですよね。
例えば、1口サイズの甘辛チキンとか、
トッポッキ(甘辛ソースを絡めた餅、代表的な軽食)とか
夏はスラッシーとか。
お値段的にも、100円くらいの安いものではあるんですが、
日本で学校の前に屋台があって、子どもたちが買い食いしてる
なんて、考えられなくないですか??
そこが大きな文化の違いだな、と思います。
基本的には、屋台の前で買って食べて、ゴミも捨てていくことが多いのですが、
中には、歩きながら食べている子どもたちもいて、
街にはゴミのポイ捨て多し。
え〜っと思っていると、大人もポイ捨てしてる。
もちろん、みんながみんなそういう訳ではないのですが、
私生活全般、大雑把な印象を受けました。
とにかく勉強にはうるさくて
子どもたちは学校の後も家庭教師や習いごと、
高校からは学校で夕食を食べて帰ってくるくらい勉強、
下校後(夜間)も予備校や図書館通い、
と勉強づくしなのが普通。
しかし、その合間をぬって買い食いしたり、
ちょっとした屋台に立ち寄って軽食を食べて。
持ち物や制服にも、特に厳しい決まりがないので
その時代に流行っているもので固める。
そんな感じで発散するのが韓国流です。
日本の場合は、マナーや決まりにとってもうるさいですよね。
学校で遅刻なんてもっての他。
持ち物も、飾りがついちゃダメ・イラストものはダメなど
学校によって違えど、小学校低学年の時から
「決まり」を作りがち。
意味不明な決まり、ありませんでしたか??
長男の通う小学校はうるさくない方で、
持ち物についてとやかく言われたことはありませんが、
他の学校では鉛筆キャップ禁止、キラキラもの禁止、
冬のマフラー禁止、など、言われたりしているそうです。
中高生になると、途端に外見への決まりが増え、
制服のアレンジ禁止、
髪型(肩についたら結ぶ・耳にかからない長さ)、
スニーカーは白など。
私の時代は、NikeのAir Maxが大流行していましたが、
くるぶしが隠れている!
ハイカットスニーカーだ!
と先生と生徒の間で論争が。
くるぶしがちゃんと見えているか?
膝をついて、スカート丈が余るか?(膝上丈になっていないか)
など、ものさし持ってチェックする先生までいました。
だったら、制服もぴっちり採寸してくれたらいいのに、
なぜかぶかぶかで余裕がありすぎて可愛くない。
と思って、みんな丈詰めたりしてアレンジしちゃうんですけどね。
あと、ルーズすぎるソックスも、取締りの対象でしたね。
韓国の中高生の制服なんて、対照的に、
ぴったりしすぎるくらいの作りでアレンジの余地もなし(笑)
男子はそこまででもないですが、
女子は肩幅・胸囲・スカート丈がジャストフィットで立体的。
なんなら、アイドルたちが制服のモデルしちゃってるんです。
制服の作りとしては、その中間あたりしてほしいですね。
また、私の時代には、中学生までは放課後の買い食い禁止でした。
たしか、週末の部活の時だけはパン買いに行ってOKだったかな?
本当はコンビニにすら寄ってはいけない、ということでしたが
空腹に耐えかねて、みんなで肉まんを買って食べたことがあった気がします(笑)
高校は繁華街にあり、平日は外食NGだったものの
土日に部活で学校へ行った時のランチなどは
近隣のお店を利用してもOK。
それが本当に画期的で。
通いやすいラーメン屋さんや定食屋さんを見つけ出し、
週末たまに利用していたものです。
総括すると、
日本は小さい時から、細かな決まりで縛られすぎ。
韓国は、良い大学に入るまで勉強! という目標にはうるさいけど、
私生活は日本ほど厳しくない、むしろ、ゆるい感じを受けました。
画一的な見方に縛られがちな韓国、多様性のある日本
こうして考えてみると、一見日本は、自由がなくて窮屈、と感じますよね。
ところが、ものの見方に関しては、
日本の方が多様性が認められていて、自由なように感じます。
よく思うのは、日本は職業選択の自由がある
ということ。
え〜どういうこと!?
そんなの、どこの国にもあるよね??
と思いますよね。
たしかに韓国でも、もちろん職業選択の自由があるのですが、
人々の意識の中に
「この職業は格好良い・あの職業は格好良くない」
と、職業で人を判断する考えがしっかり根づいていることに
驚かされました。
みんなが思う「良い職業」ではない仕事の人を下に見る
という風潮が、日本以上にあるんです。
勝ち組は、何と言っても高給が見込める、ホワイトカラー的なお仕事。
サムスンなど財閥系の会社勤めなら超一流。
国家公務員も安定性から大人気。
そういったところに就職して
「ここに勤めてます」
と言うと、「おお〜〜」となるそう。
きつい・汚い・危険の3Kが回避できる
そんな仕事が、最上級ラインと見なされているんです。
なので、みんな、そういう仕事に就こうと必死。
一般的には、やりたいこと、好きなことより安定性を求め、
必死に勉強も頑張るし、就職活動も頑張る
そんな状況です。
逆に、製造業とか工場など現場の仕事に対しては
ブルーカラー、汚くて危険、という見方が強く、
そういう職業に就きたい人が一向に増えません。
もちろん、資格をとって製造業へ従事している人もいますが、
食べるために致し方なく、というところがあり、
そういった職業の雇用や安定性も向上しません。
企業のトップの人にも、下は使い捨て、という感覚があるのでしょうね。
受注した仕事がなくなったら簡単に解雇、
現場の仕事を求めて、いろんな箇所を転々とする技術者の話も聞きました。
日本のように、
作り物が好きだからエンジニアになろうとか、
製造分野に携わりたいとか、
志す人も少ないし(ドラマではいるんですが)、
技術職は手に職があって貴重な存在、
むしろ格好いい、
という考え方が、あまりないんですよね。
そもそも、そんな仕事には就いてほしくない、と思う親も多く、
公務員浪人、就職浪人がゴロゴロ。
若者たちも、社会人たちも
「みんなが思う、良い職業」
に就かなければならないという
目に見えないプレッシャー、鎖に縛られている感じなんです。
それが達成できなかった時の自己否定感、
自尊心が打ちのめされる感じも
日本より重いものがあります。
それも、大学受験に勝ち抜いた後の話。
正直、大変です。
なぜ、どんな職業でも、その人が好きで満足していればOK!
という考えにならないのか?
と疑問に思うほど、
みんなが思う良い姿
でいるべし、という風潮が根強い。
これは、生きにくいだろうな、と思うのです。
日本でももちろん、代々医者の家系で、
医学部以外は許されない、というケースなど
鎖に縛られている人もいます。
が、それはあくまで、特殊ケース。
大抵の人が、自分と向き合い、納得する仕事や生き方を探せる自由が
あるのではないでしょうか?
(その実現が難しいのですが)
ちなみに、流行なども同様。
日本では、色々な属性の人がいて、それぞれに色々な流行があるかと思います。
モード系もいれば、アニメ系も。
どのタイプに属していても
「この人はこういう人」
という感じで、似た者同士が集まってそれで良し、という感じですよね。
ところが、韓国では
「これがカッコいい」
「これが素敵」
の価値観が、わりと一箇所に集まっていて、
どの世代でも持ち物やファッションが似たり寄ったり。
まるで一時期流行ったタピオカのように、
気づけば皆が持ってる、
食べてる・飲んでる
なんてことが頻繁にあります。
ファッションでは、中高生はスポーツブランド、
大人も日本以上に、見てわかるラグジュアリーブランドの所有率が高い、という特徴が。
夫も、初めて日本に来た時には、
韓国ではみんなが似たような格好なのに、
日本では、それぞれが違うファッションをしていて驚いたそうです。
このように、似て非なる両国。
これが好き、こういう風になりたい、というのは、
日本の方が声にしやすいんじゃないかな?
何を選んだとしても、その人の選択を尊重するという風土がある気がします。
逆に韓国は、みんなが思う素敵な職業・良しとする職業についていないとダメ、
とみなす傾向があるので、
そこがすごく生きづらそう。
生活のちょっとしたマナーとかでは、すごくゆるさを感じるけど、
社会的にかっこいい・良いという基準が決まりきっていて、
なかなか、そこに入れない人たちの自尊心が上がらない国、韓国。
生活の中では決まりやマナーを重んじて、
ダメなものはダメとルールも厳しいけれど、
生き方や職業選択については、自分が良いと思ったものを選択でき、
そこに対して社会も悪く言わないし、
自分らしく生きていることを良しとしてくれる、日本。
結構な違いがあるなあ、と思うのであります。
両国の事情やゆるさの違い。
どっちがいい、どっちが悪いというわけではないけれど、
やっぱり私は、人に対して限定的な見方をするよりは、
その人の選択を尊重するような姿勢が素敵かな、と。
海外生活を経験したことで、
日本にいると気づかなかった日本の良さ、
意外と多様性に富んでいる風土や受容性の素晴らしさを
感じられたと思います。
