こんにちは〜
親子で世界中・日本中を行き来するライフスタイルを楽しみたい!
そんな夢のために、どこにいても自分らしく生きるマインドと稼ぐ力を身につける、『ボーダレス親子教育』を実践しているelleです。
ここ最近、海外から帰国して、日本の幼稚園・小学校のアナログさに
驚いたことをまとめていました。
今回は、その思い出話ついでに、海外(韓国)と日本の教育事情の違いを
振り返ってみたいと思います。
韓国の教育事情①〜保育園から副教材が主流
韓国は、教育熱心さで有名ですよね。
まさにその通りで、韓国も共働き世帯が多いことと、
教育は急げ急げ、という風潮もあり、
だいたい1~2歳くらいまでに保育園へ送り始めます。
私は、長男を生後5・6ヶ月くらいから保育園に預けて働いていたので、
1歳すぎて韓国へ帰国後、
しばらくは自分で子どもの面倒を見たいと思い、
2歳になるまでずっと預けていませんでした。
すると、次第に
「まだ、保育園へ行かせてないの?」
と周囲から言われるように。
さらに、よく言われたのが
「国際結婚で、お母さんの言葉が韓国語じゃないんだから、早く保育園に行かせた方がいいよ。
何もしないでいたら、言葉(韓国語)が遅れるよ〜」
みたいな内容。
(事実、そのとおりではありましたが)
とはいえ、まだ家で見ていたかった私は、しばらく放置していましたが、
ちょうど長男が2歳を迎えた頃、
私の体調の問題なども重なって
保育園へ行かせることにしました。
乳幼児期に通うのは、
住んでいるマンション(韓国でいうアパート)からほど近い、
アパート群の1階にある家庭保育園という小規模な保育園。
アパートの1室をだいたい2部屋分くらい借りて、
改装して保育園にしてあるんです。
その時の園長先生は、とても人情味溢れる良い方で、
「みんな勉強勉強って本当にうるさいけど、うるさくしなくても、
子供って、よく食べて、よく寝て、よく遊んでいたら、普通に勉強できるようになるからね」
という考えの持ち主。
本当は、別にいろんな勉強とかさせたくないんだけど、
今の保護者がうるさいから、仕方なく外部の教材を使ってる、
ということで、
毎月、子どもの年齢に応じた簡単なテキスト&おもちゃがセットの副教材を持ち帰っていました。
幼稚園である程度使ってくる時もあれば、
あまりやってこずに、ただ家に持ち帰ることも多かったでしょうか?
当時、家にはおもちゃが少なかったので、
持ち帰る簡単なおもちゃにはけっこう助けられたものです。
その教材一式、カラフルな袋に入って毎月配られるのですが
そのバッグを持っている保護者&子どもの姿は、
子育て世帯が多い地域でよく見る光景の1つ。
けっこう丈夫なので、みんな袋としても多用していましたね。
韓国の教育事情②〜幼稚園からは家庭教師
3歳以上になると、小規模な保育園から、より規模の大きな幼稚園へと移ります。
そういう幼稚園も、わりと一般的な住居である高層アパート群の近くに位置し、
スクールバスも出ていて通わせやすいのが特徴。
なかでも、小学校への入学を睨んで、
勉強をみっちり教えてくれるような私立幼稚園が人気です。
我が家の場合は、長男が3歳の頃は、家に近い私立幼稚園へ。
そして、4歳になると、待機リスト100人以上という
競争率の激しい国立の幼稚園に運良く入ることができました。
そこは、学費がタダなんですが、国が運営しているので資金が潤沢にあり、
保育内容が盛り沢山。
とにかく毎日のように、遠足や博物館など、外へ連れて行ってくれたり、
料理教室などのアクティビティがあったり
いろんなことを体験させてくれました。
先生たちも公務員なので、誰一人として焦ったりギスギスしている人がいなくて、
かなりゆとりがある感じでしたね。
ただ、韓国にしては珍しく、お勉強的なことは一切しないので、
これでは物足りない、という家庭では
子どもに家庭教師をつけたり
他の習い事をさせたりしていました。
※もちろん、例の副教材の持ち帰りは有りです。
私立幼稚園も、雰囲気はとても良かったのですが、
国からの保障が少ないからか、
先生たちのストライキに、園児集めのプレッシャー、と
時にギスギス感が見受けられることも。
園の特性によって、色々なんだな〜と思ったものです。
また、教育のカリキュラムも園によって様々です。
まず、ほぼ絶対あるのは英語の時間。
幼稚園に、常駐の英語の先生がいるくらいです。
先生として採用されるにも、帰国子女か大学で英語科にいたなどの履歴が必要らしく、
それでも各幼稚園で採用できるくらいの人数がいるのですから
韓国の英語熱たるや、相当なものだと思います。
内容は、幼稚園児向けのカンタンな英語かと思いきや。。
けっこうちゃんとしたテキストじゃないか!?
というもの。
一緒の幼稚園に通わせていた韓国人のお母さんも、
「親でもわからないレベルの英語を、こんな幼い子にさせてどうするの〜〜」
と、嘆いていました。
日本人として、嘆きたくなるのは漢字だとか。
というのも、同じ日韓カップルの友人の子どもが一時期通っていた幼稚園、
年長さんから漢字教育が始まっていたのですが、
教える順番があまりに無秩序だったそう。
日本のように、学年ごとの常用漢字があるわけではなくて、
「馬」「寒」とか、けっこう難しめの漢字も当然のごとく出てくる上、
書けるようになるまでテストもあるんだそう。
しかも、他の子たちは全部できてる!
というのです。
「どれだけ家でやらせてるんだろう」
と不思議がっていました。
韓国は、漢字由来の言葉も多いのですが、
一時期、漢字教育を綺麗さっぱり辞めていたんですよね。
それがあまりに勿体ない、ということで、
近年また再開のムードがあるらしく
教育熱心な幼稚園では必修に。
ただ、教育としては体系だっておらず、
友人は「全く無意味、ただストレスなだけ」と一刀両断、
その幼稚園も辞めさせていました。
そして、先述のように、幼稚園に入る年齢になると、
家へ家庭教師を呼ぶことがスタンダードになってきます。
それも、たくさんの業者があって、子連れで公園にいるだけで
「こんな教材がありますよ」
とか、
「毎月いくらでこの科目を教えることができますよ」
とか、ものすごい営業をかけられるんですよね。
大抵は、各社の営業ウーマンが公園へ来るのですが、
家庭教師の先生自身が、自ら生徒を取ってくるべく
公園をうろついていたりすることも。
その人たちに、一度でも連絡先を教えようもんなら、
それこそ引っ越すまで営業が続くくらいです💦
もちろん、営業されなくても
良い家庭教師を探している人はたくさんいるので、
とにかく週に2回ほど、家に先生を呼んで
言葉や計算を教えてもらうのが普通なんだそうです。
私が見聞きした中では、
・絵本の読み聞かせ(最初に大量の絵本を買う。週に2回ほど、先生が読み聞かせをしに来てくれる)
・簡単な算数や文字の勉強(週に2回ほど、先生が家にきて、テキストを元に教えてくれる)
などがあり、利用している友人によると
やはりプロだけあって
読み聞かせも教え方も子どもに合わせてくれて上手、とのことでした。
我が家は、全く何もさせていませんでしたが、
よく
「何かやらないの?」
とは聞かれましたね。
長男が幼稚園から帰宅後、住んでいるアパートの1階にある公園で
近所の子どもたちと集まって遊ぶのが恒例でしたが、
うちはいつも、一番乗り。
そのうち、家庭教師を終えた子どもたちも合流、
というのが日常でした。
韓国の教育事情③〜小学生からは、塾&習いごとが主流
小学生になっても、そういう家に先生を呼ぶ式の家庭教師は
引き続き人気。
さらに、当たり前のように加わってくるのが習いごとです。
街を歩いていると、
音楽・美術 → 情操教育
テコンドー・剣道・柔道など → 体力・精神統一
など、何かしらの「効果」を過剰に謳っている教室の看板が目を引きます。
日本もそうではありますが、
より「効果」に重点が置かれている感じ。
親のポリシーも、子ども自身が好きだから、というよりは
「こんな効果があるから」
「将来、こうなって欲しいから」
この習いごとをさせてる、と極めて合理的なのが韓国流です。
さらに、韓国式・習いごとのすごいところは、
それぞれの教室がスクールバスを用意していて
アパートの階下まで送迎してくれるところ。
スクールバスと言ってもワゴン車みたいな感じなんですが、
親としては、自分の住んでいるマンションの下で送迎が済むので
とっても楽なんです。
今や、送迎バスがない習いごと教室は流行らない、というくらいで、
英語・算数などの塾や、バレエ・テコンドーなどの教室にまでもスクールバスがあります。
まさに、合理的な彼の国らしい仕組みですよね。
その他にも、塾へ通ったり、家ではスマホやタブレット三昧、
と目を酷使しまくっている子どもたち。
気づけば、道を歩いている子どもの50%くらいがメガネっ子!
(な気がする)
この詰め込み教育が大学入試まで続くのだから、恐るべしです。
一度、
「こんな子どものうちから、何のために勉強させるの?」
と韓国人ママに聞いたところ、
「えー、そんなの、大学入学のためでしょ!?」
と、一言。
でも、私が驚くのは、日本と違って
節目節目に中学入試・高校入試などがなく、
全国での自分のレベル・立ち位置がわからない中、
幼稚園の頃から、はるか彼方の「良い大学へ合格」
という目標に向かって
超ロングスパートをかけさせられている、
ということ。
子どもたち、何を目標に、どんな気持ちで、ずーっと勉強をしていくのでしょうか??
ドラマでは、「ソウル大合格!」「とある地方大へ入学!」と
カンタンに合否がわかるのですが。。😅
〜 次回へ続く 〜
