親子留学・教育移住

【親子留学・海外から日本へ帰国】母子で実家にお世話になるって、どう?

みなさん、こんにちは〜

親子で世界中・日本中を行き来するライフスタイルを楽しみたい!

そんな夢のために、どこにいても自分らしく生きるマインドと稼ぐ力を身につける、『ボーダレス親子教育』を実践しているelleです。

 

先日もお話ししましたが、私は現在、母子で日本へ留学(帰国)中。
日本では、実家に住まわせてもらっています。

 

 

この生活スタイルが軌道に乗るまでは、
実はなかなか大変でした。

 

え?
普通、親子留学とかだと、住む場所探しから始まるのに
実家にお世話になっている分、ラクだよね?
しかも、移住先は日本なんだから母国語でOKだし。

 

そう思いますよね。

はい、私もそう思います。
住む場所があり、
何かあったら手を貸してくれる両親も同居してくれて
本当にありがたいです。

 

しかし、実は、子育てを卒業した祖父母と孫の同居って、けっこう、いや、かなり大変。
お互いにストレスもあったりします。

 

我が家も数々の困難に遭遇し、
なんとかうまく回っているので、
僭越ながら、そこで感じたことやコツを
まとめてみたいと思います。

 

私と同様のケースって、そんなに多くないのかもしれませんが、
同じように、親子での帰国を考えていらっしゃる方、
経済面や介護などの理由で、
子連れでの実家暮らしを検討されている方に
少しでも参考になれば幸いです。

 

 

何と言っても、生活費は大切。

 

率直にお話ししますと、
実家にお世話になるにあたって一番大切なことって、
正直これに尽きるのかな、と。

そうです、生活費です。

ここを自分の親だから、と曖昧にせず、出来る範囲で確実に、毎月お渡しする。
(自分の親ですが、感覚的には「お渡しする」です 笑)

 

人それぞれ価値観が違うので、巷のスタンダードは何なのかわかりませんが、
結婚して独立した立場からすると、至極当たり前のことかと思います。

 

ただ、私の周囲を見ると、事情があって両親との同居を選択する場合、
お金が厳しくて払っていられない、
と意外とここを甘えたり、ケチってしまう傾向にある気がします。

 

私も、何度か
「実家に住んでいるんだから、生活費ってかからないでしょ?」
と言われたことがありました。

 

・・・当然ですが、そんなことありません!!

親子3人が転がり込んできて、毎日のように学校・幼稚園へ行くのですから
食費も、光熱費も、洗濯物の量なんかも、何もかも倍以上になります。

 

実家が持ち家で、家賃を払わなくて良い、というのは大助かりですが、
基本的な生活費は当然かかりますよね。
それも、一時帰国ではありません、数年帰国です。

 

実は、以前お話したとおり、
私の夫には、「親に生活費を払う」という考えが全くなく、
綿密な資金計画もありませんでした(汗)

壮大な母子留学計画を立てたのは良いとして、
夫が仕送りできる額は
日本の教育費・生活費相場の1/3程度。

残りは当然、私が出すことになります。

 

(その後、何年もかけて、
親だからとお世話になることが当たり前ではないこと、
お金をしっかり払うことの大切さ、
など、夫もようやく理解できるようになりましたが、
初期段階でのポリシーの相違は致命的でしたね。

しかも、資金的に余裕のない状況だったので、
まともな人なら留学すら考えないと思います)

 

当時、私は現在の仕事をすでにスタートさせており、
在宅でアパレル輸入販売をしていましたが、
コンスタントに利益を出せているわけではありませんでした。

そして貯金が潤沢にあるわけでもなく
資金的にはカツカツ。

 

しかし、余裕がない中でも、
生活費だけは必ず渡す・その分は必ず稼ぐ、と決め、
先に支払ったら、必ず自分の元にもお金が入ると信じて、
月々の利益があまりない頃から
ある程度の一定額を決め、両親に渡すようにしました。

(当時の私にとって、無理なく出せる額ではなく、
ちょっと頑張らないと出せないくらいの額です)

 

自分で在宅を選んで起業、
毎月固定給が入る訳でもなく
稼げる保証はどこにもない、
という状況だったので、
正直プレッシャーはありました。

 

綿密な資金計画を立てずに母子留学した結果の、
完全自己責任です。

 

でも、母子留学をなんとか成功させたかったし
生活を軌道に乗せたくて、
必死だったと思います。

 

すると、本当に不思議なのですが、
渡す生活費分は必ず手元に残るようになっていったんですよね。

もちろん、毎月の収支には多少の上下変動はありますが、
渡す額は、収支にかかわらず一定とし、
少し利益が増えてきた頃から増額して
ずっと渡し続けています。

 

親もごく当然のことと受け取っていますが、
夫の仕送りも微々たる額で、ほぼシングルマザーのような状況を不憫に思うのか、
有り難いことに、少ないと言われたことはありません。

(ちなみに、母はすごく率直な人で、
昔の口癖も「お金がない!」
というタイプです)

 

ここで言いたいのは

「見切り発車でも何とかなるよ!」

ということではなくて、

・払うと決めるからお金が入る
・当たり前のことを、当たり前にし続ける

ということでしょうか。

 

今月、ちょっと収入が少なくて〜
今月は物入りで〜
とか、言い訳して、支払うと決めた額を下げたりしない、
ということですね。

 

あと、もう1つ気をつけているのは、
夫からの仕送りもあてにしない、
入ればラッキー、
くらいの感覚でいることでしょうか(笑)。

そこをあてにしていると、
ちょっと入金が遅れた、
外貨のレートが下がって日本円にしたら少なかった、
と文句が出てくるので、
自分の感情のためにも気をつけています。

(もちろん、時に、いや、けっこう暴走してしまったりもしますが)

 

ここら辺は、
夫婦の経済状況やバランスにもよりますので
正解はこれ!
というのは、ないですね。

 

ただ、「お金のことで誰かに文句を言わない

夫が〜
会社が〜
国が〜政府が〜
と、誰かのせいでお金がない
とは思わないし、言わない。

子どもの前に、この姿でいることは意外と重要かもしれません。

 

お世話になっている身で、
生活費を払うという当たり前のことを、
ここまで長く書いてしまい申し訳ないのですが、
実家にお世話になる秘訣の1つが
率直に生活費なのかな?
と思ったので、書いてみました。

 

互いの生活スタイルや価値観を尊重する

 

もう1つ、お互いのライフスタイルや価値観を尊重する、ということも重要だと思います。

というか、これができなければ、実家と同居する選択肢は苦でしかなく
別の道を選んだ方が良いでしょう。

 

※昔、家族仲や親子関係が良くなかったという方の場合も、
実家にお世話になるという選択は
出来るだけしない方が良いかと思います。

子育てしながら親とも向き合う
それには、かなりのエネルギーを要しますし
大抵の場合、相手は変わらないので。

 

めちゃくちゃ広い大豪邸で、
互いに顔を合わせなくても生活できるというお家であれば話は別ですが、
我が実家のように、娘2人が巣立ったあと
夫婦で住むことを想定して建てられた家に
3世代で住むというのは、
いやでも互いの顔が目に入り、
プライベート空間も無いに等しい状況。

正直、逃げ場ないです!

 

こんな状況で、互いの考え方や価値観、生活のあれこれに対して、いちいち

それは違う。
ちょっと間違ってるんじゃないの?

なんて思ったり、言ったりしていたら、
あっという間にギスギスしてしまいます(笑)

 

そして、それが子どもにも影響してくるので、
せめて大人同士は

「この人って、こんな性格だもんね」

と認め合い、
相手を正さずにいられることが
平和の秘訣かな、と。

 

ここら辺が、一時帰国・一時帰省とは大きな違いですよね。
一時的には目をつぶれるようなことでも、
一緒に住み始めると
それはもう、気になったり目についたりするものです。

 

我が家も基本、
親(旅行以外で日本を離れたことがなく、THE日本人の超真面目タイプ)と
私(だいぶテキトー)では、
性格も価値観も異なるところだらけ。

 

違うとわかっているからこそ、
言いたいことを言い合える、
というのはありますが、
それでも、同居し始めた当初はぶつかることが多かったです。

 

ぶつかった内容は、大きく分けて主に2つ。
1つは、私の結婚と夫(および韓国)のこと、
もう1つは子育てのことでした。

 

両親は私の結婚にも反対でしたし
韓国や、夫に対しても、今だ快くは思っていません。

特に、率直な母は
夫を思い出しては文句を言う始末(笑)

もちろん、フォローのしようもないような出来事も
過去に散々あったので、
私も「はいはい、そうだよね〜」
ということばかりですが、
流石に、子どもの前ではお父さんのことを悪く言わないように
と、お願いしました。

(ただし、表情から何から、母の本音はダダ漏れてますが)

 

そして、
親から見た我が子の子育てというのは
何かしら不足に感じるみたいで、
そこも文句言われっぱなしです。

親として、もっとこうしたらいいんじゃないの、
ということもしょっちゅう。

特に母は、昔、保育士をしていたこともあり、
正直私よりも、子育てとは何たるかを熟知している立場。
私を見て、色々と足りないと思うこともあり、
つい何かしら言葉が出てしまうようです。

 

同居し始めた当初は、
私も、言われたことの1つ1つに腹が立ったり、反発したりしていましたが、
だんだん互いのリズムがつかめてきて、

父・母はこういうタイプ
自分はこういうタイプ

と割り切り、比べないようになりました。

 

大切なことは、
たとえ周りに育児を助けてくれる人がいたとしても、
育児をしていくのはあくまで自分。
子どもにとっても、親は私。

という自覚を持つことでしょうか。

相談はすれど、子どものことでの決定権は
最終的には夫と私が持つ、
という秩序も(当たり前ですが)必要かと思います。

 

その辺りは、両親も尊重してくれ、
それぞれのやり方で子どもに関わってくれようとするので、
大変有り難いですね。

 

子どもからしたら、周りに大人が3人もいて
特に8歳の長男は
「ああ、もーー、うるさいな〜〜」
ということもあるかと思います。

私も、最初は、親とはいえ
「そんな風に言ってほしくない」
と、両親に目くじらを立てそうになったことも。

 

ただ、今では、こうしていろんな大人に囲まれて、
様々な性格の人と接することができる経験というのは
子供にとって必ずプラスになる、
と思うようになりました。

世の中にはいろんな性格の人がいるということを
家族の中でプチ体験できるのですから、
核家族が多い現代においては
素晴らしいことですよね。

 

実家にお世話になるということは、楽な反面、
やはり親子の気楽さで、いろいろと言い合えてしまったり、
全てを自分で決められなかったり、
弊害もあるかと思います。

諸事情あって、実家に帰らざるをえない、という方もいらっしゃるでしょう。

ですが、そうなった暁には、ぜひポジティブな選択として捉えていただき、
今の環境でできることを楽しんでほしいな、と思います。

 

私は、18で家を出たので、
実は両親との同居や地元での生活は
約20年ぶりだったんですよね。

帰った当初は、まさか、ここにまた住民票を移すとは!?
と、不思議な気持ちでした。

 

たまに帰省していたとはいえ、
もう浦島太郎状態。
親も、かつて一緒に暮らした頃とは比較にならないほど
年齢を重ね、
お互いに戸惑ったと思います。

 

他にも、急に始まる(逃げられない)親戚付き合いなど、
海外にいた立場からすると
真逆の環境ではありますが、
それこそ、日本にいないとできないことも沢山。

親や親戚、地元と触れ合える、貴重な時間を与えられた、と思って
これからも環境に感謝して過ごしていきたいものです。