こんにちは、elleです。
親子で世界中を行き来するライフスタイルを楽しみたい!
そんな夢のために、どこにいても『自分らしく生きるマインドと稼ぐ力を身につける、ボーダレス親子教育』を実践しています。
先週金曜の朝、何気なくNHK『あさイチ』を見ていたら、
というより、朝ドラ『エール』を見終わった後、
たまたまTVをつけっ放しにしていて
気づいたらプレミアムトークが始まっていたのですが、
ゲストが漫画家のヤマザキマリさんでした。
映画『テルマエ・ロマエ』の原作者の方です。
何回か、新聞や雑誌などで対談記事を読んだことはありましたが、
まあ〜〜〜トークの面白いこと!!
面白いことを言おう、としているわけではない気がしますが、
言葉選びが秀逸。
真顔で言う一言が、もう笑える。
と、私の感覚ではトークが大変小気味良く、
何気なく目にしたのに、一瞬にして釘付けになってしまいました。
マリさん、イタリア人の方と結婚されていて、
普段はイタリア⇆日本を行ったり来たりされているんですよね。
たしか、息子さんの大学の卒業式でもハワイに行ったり、
もともと行動範囲がグローバル。
このコロナ禍で、日本に数ヶ月も続けて滞在しているのは
本当にないことなのだそうです。
と、あれやこれやのボーダレス話を興味深く聞いていたら、
ほどなくして、ライブゲストに森崎ウィンさんという方が登場。
恥ずかしながら、最近の若い俳優さんに疎い私、
これまで全く存じ上げなかったのですが、
この方はミャンマーご出身で
日本を拠点に活躍されている俳優さん(&今回歌手デビュー)とのこと。
これがまたまた、朗らか且つユーモア溢れる方で…!!
さらに、国境を飛び越えた、今の私には示唆に富んだ話が盛りだくさん。
もう、2人の人間的魅力に完全にノックダウンされました。
というわけで、意図せずして拝見した国際派の2人から
感銘を受けたことをまとめておきたいと思います。
ボーダレス列伝:ヤマザキマリさんの場合
まずは、人生のパイセン・マリ先生から(笑)
漫画家さんであることや、国際結婚されていることなどは知っていましたが、
まあ〜〜〜なかなかに波乱万丈な人生を送っておられます。
と、番組内では途中からしか視聴できなかったので、
そもそもどんな方なのかとWikiを開いてみますと、
14歳でヨーロッパひとり旅を敢行して以来、
人生のほとんどをイタリアをはじめとする海外で過ごされているようでした。
・・・という内容を目にしていると、
脳裏に1冊の本が浮かびました。
『ミラノの風とシニョリーナ イタリア紀行』(坂東眞砂子・著)
小学校の頃に読んで、海外に憧れるきっかけとなった本の中の1冊です。
主人公(著者さん)が、日本で住居学を学んだ後、単身イタリアへ渡り
現地での出来事を綴ったエッセーですが、
ここではないどこか、異文化の風に、無性に惹かれたのですよね。
懐かしい! イタリア繋がりで、つい。
と、それはさておき、
マリさんのお母様もこれまたすごい方です。
縁もゆかりもない北海道で、
シングルマザーでヴィオラの先生をしながら
生計を立てられていたとのことで、
発想もたくましい。
ある時、マリさんが、シングルマザーとして息子を育てながら、次に結婚、となり、
「なんだか、私の人生、順序がめちゃくちゃだな〜」
と言ったら
「そんなの、いいのよ」的な?
言葉をかけてくれたそうです。
親が寛容でいると、子どもも救われますよね。
また、子連れで帰国を余儀なくされた時に受け皿があると、
とっても安心して、目の前のすべきことに励めるというものです。(実感あり)
マリさんも、幾度となく
親への感謝、親からの影響を口にしておられました。
お母さんが縁もゆかりもない土地で発奮してきたのを見ているからか、
自分も、見知らぬ海外でも「やってみよう」という気になったのだそうです。
と、海外でもたくましく生きて来られたマリさんですが、
その話しぶりはとても爽やかで、魅力的。
なんでだろう? と考えてみると、
日本が、イタリアが、という話をすれど
どちらかを貶めたり下に見たり、ということが一切なく
両方をフラットに語るからじゃないかな!?
と思いました。
海外が長い人って、
「向こうでは〜〜」
と、やたら海外を持ち上げたり、
嫌な体験をした国を悪く言ったり(あ、私のことだ💦)
という傾向がある気がするのですが、
そういうのがない!!
どの国を語るにも、あくまで同列なのです。
居住してきた国以外にも、いろんな国へ行かれているそうで、
様々な国や人々を見てきた経験に基づかれているものかも、とも思います。
海外あるあるなんかも語られるけれど、
どれも日本人的心がベースにあるので
刺さるんですよね。
長く海外で過ごし、外国人のパートナーと暮らしているけれど、
いまだに価値観の違いに直面する。
そのことに気づく視点を持ち、率直に語れる。
海外の文化に染まり切った人に遭遇経験のある私としては、
何十年も海外にいながら、自分のルーツを大切にしていることがすごいと思いました。
さらに、古代ローマをはじめ、歴史にも造詣が深いので
視点に厚みがあります。
歴史を通して見ることで時間軸(縦軸)、
国を超えて見ることで横軸に幅があるイメージでしょうか。
そんなパイセンのメッセージは力強い。
と、時間や場所のボーダーを軽やかに超えてくれます。
そして、ここまでの道のりが決して平坦ではなかったからこそ、
たどり着いた境地が
「人生、何とかなる」。
経験に裏打ちされた明るさに、納得でした。
ボーダレス列伝:森崎ウィンさんの場合
一方、ウィンさんの方は、ミャンマー出身のご両親の元に生まれ、
10歳まではおばあさんと一緒にミャンマーで生活。
その後、日本で働いていた両親の元、日本で成長したそうです。
・・・って、言われないとバックグラウンドが想像つかない!!
生粋の日本人と思うくらい、言葉が自然で驚きました。
14歳の頃、夏休みにミャンマーへ帰国した際、出家して修行。
その頃、手相で「人前に出る仕事をする」と言われ、
当時日本で頑張っていたサッカーかな? と思っていたら
「才能がないから、サッカーは辞めた方がいい」
とクラブの先生だかに言われ、
代わりのようにスカウトされたそうなんです。
そして10代からキャリアを積まれ、
日本での仕事を足がかりに
ミャンマーでもゴールデンタイムに冠番組を持ち、番組MCを経験するほど。
2年前にはスティーブン・スピルバーグ監督の映画にも出演されたそうで、
グローバルに活躍されています。
ウィンさんの経歴、
2ヶ国にルーツを持つ我が子の子育てにも
大いに参考になるところがありました。
まず、ご両親が日本で働かれていて、
10歳までは、祖国ミャンマーでおばあさんと暮らしていた、という点。
まさに今、置かれている環境に近いものがあって、なんだかシンパシーを感じてしまいました。
これ、敢行するとなると大変だと思います。
そりゃ、生活費は送っているとは思うけど、
10年も両親と離れて生活し、おばあさんが面倒を見るなんて。
と、現実、似たような状況の私は思ってしまうのですが、
アジアってわりと、親は働くことに専念し、子どもは実家に預ける。
こういう家庭多いんですよね。
働ける者が働き、子育てできる者が子育てするというイメージです。
韓国にいた頃も、
フィリピン人の奥さんが、フィリピンの実家へ子ども2人を預けて英語教育。
自分は韓国で英語教師をしてお金を貯め、
子どもたちを6歳で呼び戻した、という家庭があったし、
一瞬習った韓国語の先生(女性・大学教授)も、
双子の子どもを出産後、子育ては自分の母親に任せ、日本へ留学。
大学生活を送って博士号までとった後に帰国した、
と言っていました。
まさに、一家総出で生き残る術、生きる術を考えて実行する。
そんなところがあります。
日本だと、
「子どもは、両親が責任を持って育てるのが当たり前」
という考え方が一般的。
欧米などでも、子育ては、経済的・精神的に親が責任を持ち、
余裕を持つためには、シッターさんなり家政婦さんなりに外注する。
こんなスタイルが主流ではないでしょうか。
我が家も、子どもの留学という名目で、
夫は仕事上、韓国へ残り、
私は2人の子連れで日本の実家へ居候中の身。
実のところ、私の両親からは、色々理由はありますが
夫は親としての役割を果たしていない、と
見られてしまっているところがあるし、
この初期留学自体、
夫からはナチュラルに出てきた発想でしたが、
私は、やっぱりどこかに、両親に迷惑をかけている気持ちや
肩身の狭い思いが拭いきれないのも事実。
いくら生活費を入れているとは言っても、
親とは価値観も子育て観もライフスタイルも違い、
衝突することもゼロではないですからね。。
(親から見ると、全く別の視点だと思います💦)
もちろん、代わりとして、子どもたちが日本で伸び伸び育っている点、
私自身が日本を拠点にビジネスに取り組めている点など、
何ものにも代えがたい恩恵も多いですが。
とまあ、親と離れて育った期間がわりとあったり、
祖国&海外で育ってきた、
という背景には、親しみを感じるものがあり、驚きました。
そんなウィンさんは、10歳で両親と暮らすため来日。
はい、ここも私の気になるポイントでした。
えっ、10歳で移住してきて、ここまでナチュラルに日本語話せるの!? という点と、
物心ついてからの海外移住。
素直に受け入れられた? 大丈夫だった? etc.
実は、あさイチでは語られていませんでしたが、
ヤマハ英語教室のインタビューで、こんなくだりがありました。
僕は日本に来た当時、どちらかというと「母に無理やり連れてこられた」という感覚だったのです。ミャンマーで祖母と何不自由なく暮らしていたし、友達もいる。やっぱり子どもは自分が慣れた環境にずっといたいですよね。でも、あの時、無理やりでも日本に来たから今の僕がある。だから、僕の世界を広げてくれた母親には感謝しています。実際に本人を目の前にすると、照れくさくてなかなか言えませんが(笑)。
まさに、我が家も、子どもたち(特に長男)の成長に伴い、
これから、どうする?
を決めるフェーズに来ているのですが、
やっぱり子どもは
「動きたくない」
と言います。
そんなものか、と腑に落ちました。
その他にも、いじめられたことがあったなど、
やはり苦労された部分はあったようです。
結果オーライであれば全て良し! とは思いますが、
やはり、あの爽やかな笑顔は、
本人にしかわからない、様々な感情を経てのものであることがわかりました。
そして、このウィンさんも、マリさんと同じく、どの国もフラットに見ている感じがしました。
日本のこともミャンマーのことも、ある程度、外から客観的に見る視点を持ち、
決して否定的にならず
両国から得ているものに対して感謝している、というか。
なので、「日本のジョークが通じない」などの海外あるあるを言っていても
嫌な感じ1つなく、どれも面白いし、
何よりトークセンス抜群。
誰のことも嫌な気持ちにさせない気遣い。
マリさんもそうですが、国とか関係なく成功する人柄だと感じました。
〜 長くなってきたので、次回へ続きます。
